<婚姻編>
日本では男性は18歳、女性は16歳でないと婚姻できません(民法731条)

そして、未成年者の婚姻の時には親の同意が必要です(民法737条1項)

これに違反した婚姻は取り消し事由となります(民法744条・743条)

さて、今朝の朝刊より。

大阪府は枚方(ひらかた)市で、

男性17歳、女性17歳の婚姻届を

市職員が誤って受理してしまいました。

でも、取り消すことができるのは、本人と親族と検察官に限られ、

また今回の事案では両親が婚姻に同意しているため、

法に反した婚姻が認められることになりました。

少なくともお役所仕事は批判されるべきでしょうね。


<特許編>
携帯電話。

この携帯電話にまつわる特許は1000件以上と言われてます。

日本の知的財産が集約されているとも。

しかし、これだけ特許があるのに、

今年の3月になるまで特許申請されていなかったものが。

それは、今ではおなじみの、ディスプレイが表と裏の2面ある携帯。

このディスプレイが表と裏にあるということそのものが、

今まで特許申請していなかったそうです。

それに目をつけたとあるベンチャー企業が特許申請し、見事特許取得。

今後、携帯電話を作る上で、表裏にディスプレーをつけようと思ったら、

そのベンチャー企業に特許料(年間150億円ほど)を支払わなければならないのです。

それかそのベンチャー企業の製品を使うか(そうすれば特許はただで使える)。

携帯電話会社は大慌てで対応策を検討中。

まさか、画面が1つだけの携帯に戻るなんてことはないと思いますが・・

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